昔は「みんな同じ」だった
昭和・平成の頃は、みんなが同じ歌番組を見て、次の日は学校や職場で同じ話題で盛り上がりました。ヒット曲、流行りのファッション、最新の家電。「持っていないと話に入れない」ものがありました。
令和は「みんなバラバラ」になった
物があふれて、選択肢はいくらでもあります。スマホのおすすめも一人ひとり違います。同じ曲を聴いている人を探すほうが難しいくらいです。多様化は良いことですが、「みんなで同じものに熱中する」光景はだいぶ少なくなりました。
そこに久しぶりに現れたのがAI
新しいモデルが出ると、みんなが一斉に試します。アクセスが集中して使えなくなったり、利用制限がかかったり。2026年9月10日には、OpenAIが新モデルへの需要急増を受け、Codexも使える月額200ドルのChatGPT Pro 20Xの新規申込とアップグレードを一時停止しました。
お金を払いたいのに申し込めない。発売日に行列ができて品切れになった、昭和・平成の人気商品と同じことが起きています。
多様化の時代にこれだけ人を動かす力
これだけ好みがバラバラな時代に、年代も職業も関係なく、みんなが同じものを追いかけています。それだけで、AIの力がどれほど大きいか分かります。
「昨日のドラマ見た?」が「新しいモデル出たね」になった
昔は朝になると「昨日のあの番組見た?」という会話がありました。
今の私の周りでは、朝から「Opus 5.5使えるようになったね」「アストラ出たね」という会話が普通に出てきます。
天気の話やテレビの話と同じくらい自然に、新しいAIの話題が朝のあいさつ代わりになっています。
おわりに
昭和、平成に続いて、令和にも「みんなで同じものを追いかける」時代が来ました。
ただ、今回みんなが並んでいるのはレコード店や家電量販店ではありません。画面の向こうの新しいモデルです。
その真ん中で、朝から新しいAIの話ができていることを、少し感慨深く思います。
