PLAUD Noteは使えない?営業で約1年使った評判と向かない人

PLAUD NOTEとNotePinの実機写真と音声を長所と注意点へ分けて検証するAIラボ PLAUD実践

私は2025年ごろから、カード型のPlaud Noteとピン型のPlaud NotePinを仕事で使っています。電話、商談、会議を録音し、文字起こしとAI要約まで試してきました。

先に結論を言えば、私は買ってよかったと思っています。一番大きかったのは、議事録を早く作れたことではありません。「忘れても後で戻れる」と思えるようになり、その場で相手の話を聞きやすくなったことです。

ただし、録音すれば全部解決する製品ではありません。話者を取り違えることはありますし、AIの要約と自分が会話中に受け取った意味が違うこともあります。録音後に見直さない人や、AIの結果をそのまま正解にしたい人には向きません。

カード型Plaud Noteとピン型Plaud NotePinの実機
実際に仕事で使用しているカード型のPlaud Noteとピン型のPlaud NotePinです。

結論:録音後に振り返る人なら価値がある

PLAUDが向いているのは、電話や商談の内容を後から確かめ、次の質問や行動に変える人です。単に音声を保存するだけなら、私が感じている価値の半分も使えていません。

私の場合、録音前は「覚えておかなければ」と考えながら話を聞いていました。次の質問やメモのことまで頭にあり、相手の話だけに集中できていなかったと思います。録音が残るようになってからは、忘れても戻れる。その安心感が出て、聞いているときの表情にも余裕が出ました。

反対に、次のいずれかに当てはまるなら、購入を急がない方がよいです。

  • 録音後に文字起こしや元音声を見直さない
  • 話者識別やAI要約を100%正しいものとして使いたい
  • 録音の案内や社内ルールを整えられない
  • 会話を録音する機会がほとんどない

機種ごとの違いは別記事で詳しく比較しています。

営業で使うPlaud NoteとNotePinの違いを見る

※以下のPLAUD公式リンクはアフィリエイト広告です。購入されると当サイトに報酬が発生する場合があります。

PLAUD公式サイトで現在の製品と価格を確認する

約1年使って良かったと感じる4つの点

1. 「聞いたつもり」を後から確かめられる

会話をしている最中は、こちらも考えながら聞いています。そのとき自分が受け取った意味と、後から文字起こしや元音声を確認したときの意味が、ぴったり一致しないことがありました。

「確かに、ここでこう言っていたな」と後から気づくこともあります。自分では人の話を聞いているつもりでも、拾えていない言葉はある。PLAUDを使って、意外に自分は話を聞けていないと実感しました。

これはAIが本音を見抜いたという話ではありません。会話中の自分の理解と、後で見直した記録を照らし合わせる材料が増えた、ということです。重要な部分は元音声と前後の文脈へ戻って確認しています。

2. カード型は電話内容も残せる

私がカード型のPlaud Noteを買った理由の一つは、電話の内容も録音できることでした。実際にスマートフォンへ付けて電話すると、相手の声も記録できています。電話で決まったことを後から確かめたい営業では、かなり重宝しています。

一方、NotePinは対面の会話で身に付けやすい形です。私は電話を残したいときはカード型、対面で身軽さを優先するときはピン型というように、場面で分けています。製品の向き不向きは人気ではなく、何を録りたいかで変わります。

3. 商談の「何を言ったか」より設計を見直せる

録音を残すと、営業トークの言葉だけでなく、どのタイミングで何を聞いたかまで振り返れます。

ある売れている営業担当者の商談を見直したとき、お客様が話している時間の方が長く、その担当者は要所で角度のよい質問をしていることに気づきました。

たとえば「何LDKを希望しますか」と条件の結果を聞くのではなく、「何人で住みますか」「ご主人の帰宅は遅いですか」「在宅勤務はありますか」と背景から聞く。人数や暮らし方を聞いた後で、「それなら4LDKが必要そうですね」「通勤が多いなら駅から10分から15分が目安ですか」と条件へつなげていました。

新人がその場で聞きながら、この質問の順番まで整理するのは簡単ではありません。録音を文字にして後から並べると、話術ではなく、質問を出した理由とタイミングを教材にできます。

4. 次に誰へ何を聞くかが見えやすい

商談後の振り返りで、ご主人は前向きでも、奥様の要望を十分に聞けていないと気づいたことがありました。営業担当者がご主人へ話す時間に偏り、奥様が何を気にしているのかは推測のままだったため、次回は奥様へ質問する方針に変えました。

AIが奥様の気持ちを断定したわけではありません。「確認できた発言」と「営業側の推測」を分けたことで、聞けていないことが見えた事例です。私が商談後に使うときは、良かった点だけでなく、未確認事項と次回の質問まで出して、人が内容を確認します。

録音から決定事項と次の行動を整理する方法

使い続けて分かった注意点

話者を間違えることはある

直近の会話なら、誰が言ったかは自分の記憶でも確認できます。問題は、自分が忘れたことより、文字起こし上で別の人の発言として割り当てられることがある点です。朝礼や複数人のミーティングでは、私の発言が別の人の発言として表示されることがありました。

私の体感では話者の区別は7割から8割ほどですが、測定した数値ではありません。人数、声の重なり、周囲の音でも変わるはずです。PLAUD公式も、発話の重なりや雑音、声が小さい場合は話者識別の精度が下がる場合があると案内しています。

文字起こし・話者識別・AI要約のズレを確認する

AI要約は答えではなく、見直す候補

会話中に私が感じた意味と、AIが整理した意味が違うこともあります。AIの方が拾えている場合もありますが、逆もあります。金額、日付、否定表現、固有名詞、誰の発言かは、要約だけで決めません。

私にとってAI要約は、正解を出すものではなく、もう一度確認すべき場所を見つけるものです。特にお客様の意図や温度感は、AIの分析をそのまま事実にせず、元音声と前後の会話へ戻ります。

記録が増えると、管理が次の課題になる

日々録音すると、文字起こしはすぐに膨大になります。私はGoogle Driveへ入れたテキストを自動整理し、今はObsidianへ送って長期記憶として残しています。それでも、どこまで保存したか、どのフォルダーへ入れたかの管理は手間です。

録音を増やす前に、保存先、ファイル名、見直し済みかどうか、削除時期を決めた方がよいです。録りっぱなしにすると、後から探せない記録が増えます。

カード型はケースとスマホスタンドの相性がある

カード型のPlaud Noteを革調ケースへ入れてスマートフォンへ付けると、私が使った下受け固定式のスマホスタンドでは厚みが足りず、収まりませんでした。ケースを外せば収まる可能性はありますが、私は未検証です。

録音性能とは別の小さな不便ですが、スマートフォンをスタンドに置き、充電しながらCodexやClaude Codeへ指示を出す私の使い方では気になりました。すべてのスタンドで起きる問題ではありません。固定式の下受けがある製品を使う人は、ケース装着後の厚みを見た方がよいです。

Plaud NoteとNotePinはどちらが向いているか

私の使い分けは単純です。電話録音も残したいならカード型のPlaud Note、対面の会話で身に付けやすさを優先するならNotePinを選びます。

その後Note Proも追加購入しました。転送は速くスムーズでしたが、AirPods通話の多さや、スタンド充電のたびの着脱が気になり、最近はNotePinへ戻っています。新しい機種が自分に合うとは限りません。Note Proの実使用で変わった判断も購入前の材料にしてください。

営業でPLAUDが向いている人

私が約1年使ってみて、特に相性がよいと感じるのは次のような人です。

  • 電話や商談が多く、決定事項を後から確認したい
  • メモを取ることに気を取られず、相手の話を聞きたい
  • 自分の質問の順番や話しすぎを見直したい
  • 新人教育でトップ営業の質問設計を共有したい
  • 録音後に文字起こしと元音声を確認する時間を取れる

逆に、録音しただけで満足する人には費用対効果が出にくいと思います。文字起こしを読まず、次の行動にも変えないなら、高機能な録音機を持っているだけになります。

顧客との会話では同意と社内ルールが先

製品が便利でも、顧客の会話を自由に録音してよいことにはなりません。私はヒアリングシートへ、顧客満足度向上のため案内内容を文字データとして保存する旨を入れ、案内時に確認を得る運用にしています。

実際には、勤務先の規程、利用目的、保存先、閲覧できる人、保存期間、削除方法まで合わせて決める必要があります。会社名、顧客名、物件名など、個人や案件を特定できる情報をブログの検証例に使うこともありません。

営業で顧客情報を録音する前の確認事項

まとめ:私の評判は「買ってよかった。ただし見直しまでがセット」

私にとってPLAUDの価値は、会話を全部覚えることから解放されたことです。録音が残る安心感があるから、その場では相手の話を聞ける。後から見直せば、自分が拾えていなかった言葉や、質問の順番にも気づけます。

一方で、話者識別もAI要約も間違います。記録が増えれば管理も必要です。顧客との会話なら、同意と情報管理を先に決めなければなりません。

録音後に振り返り、元音声を確認し、次の行動へ変える人なら、私は仕事で使う価値があると思います。機種で迷うなら4機種の用途別比較、継続費用が気になるなら無料枠と月額・年額の選び方へ進んでください。機種と費用に納得した人は、公式とAmazonの購入条件を比べて購入先を決めます。

PLAUD公式サイトで現在の製品と価格を確認する

よくある質問

PLAUDは営業で本当に役立ちますか?

録音後に振り返り、未確認事項や次の行動へ変える人には役立ちます。録音したまま見直さない場合は、価値を生かしにくいです。

PLAUDの文字起こしやAI要約は正確ですか?

誤変換、話者の取り違え、要約の解釈違いはあります。重要な金額、日付、否定表現、固有名詞、話者は元音声と前後の文脈を人が確認します。

Plaud NoteとNotePinはどちらが営業向けですか?

電話録音を重視するならカード型、対面での装着性を重視するならピン型が候補です。詳しい違いは機種比較記事で整理しています。

顧客との商談を録音してもよいですか?

製品の機能だけでは判断できません。勤務先の規程を確認し、利用目的、同意、保存先、閲覧範囲、保存期間、削除方法を決めてから使います。

不動産仲介の営業を10年以上経験し、営業マネージャーとして複数名のチームを統括。PLAUD NOTE/PLAUD NotePinを約1年、実際の商談で使用し、録音・文字起こし・AI要約を日常業務へ組み込んでいます。AIの出力は人が確認し、勤務先、顧客、物件、録音内容を特定できる情報は公開しません。

内田 湊をフォローする
PLAUD実践
タイトルとURLをコピーしました