2026年8月15日、PLAUD Appを開くと「Googleカレンダーと連携」の案内が表示されました。会議の開始前に通知を受け取り、録音ファイルを会議名で保存するための新しい連携機能です。
私はPLAUDの録音を仕事で使っていますが、録音後のファイルが日時だけで並ぶと、後から目的の会話を探すのに手間がかかります。予定名がそのまま録音名になれば、地味ですが実務では助かります。
一方、接続途中のGoogle画面には、PLAUD公式の説明だけを読んでいると見落としやすい権限表示もありました。この記事では、私のiPhoneに実際に出た画面と、PLAUD・Googleの公式情報を分けて整理します。
結論:便利だが、会社用アカウントは権限を見てから連携する
Googleカレンダーとの連携で期待できるのは、会議前後の録音リマインダーと、予定タイトルを使った録音ファイル名の自動設定です。PLAUD公式では、予定の参加者や議題、時間、場所を、話者候補や要約の背景情報にも使うと説明しています。
録音忘れとファイル名の整理を減らしたい人には、使う理由がある機能です。ただし、私のGoogle同意画面には「すべてのカレンダーの予定の表示と編集」という趣旨の権限が表示されました。勤務先のGoogleアカウントを使う場合は、会社のルールを確認してから接続した方がよいです。
なお、今回は連携設定が完了したところまでを確認しています。実際の会議で通知が届き、予定名が録音名へ反映されるところまではまだ試していません。
PLAUDとGoogleカレンダーを連携する手順
私の環境では、次の順で設定が進みました。
- PLAUD Appに表示された「Googleカレンダーと連携」を開く
- Googleのログイン画面で接続するアカウントを選ぶ
- PLAUDが求めるカレンダー権限を確認する
- 会議開始時・終了時のリマインダーを設定する
設定後の画面では、会議開始時の通知がオン、会議終了時の通知がオフになっていました。これはPLAUD公式の説明にある既定値とも一致します。会議が終わっても録音を止め忘れやすい人は、終了時の通知もオンにする意味があります。
PLAUD公式ヘルプでは、初回案内を閉じた場合でも、PLAUD Appの「探索」から「連携」「Google Calendar」へ進めると説明しています。画面名や表示場所は、アプリのバージョンや提供地域によって変わる可能性があります。
連携すると何が変わるのか
| 機能 | 公式の説明 | 私が確認した範囲 |
|---|---|---|
| 会議開始の通知 | 開始前に録音を促す | 設定画面とオン状態を確認 |
| 会議終了の通知 | 終了時に停止を促す | 設定画面とオフ状態を確認 |
| 録音名の自動設定 | 予定タイトルを録音名に使う | 完了画面の案内まで確認 |
| 予定情報の利用 | 参加者、議題、時間、場所を話者候補や要約の背景に使う | 実際の反映は未確認 |
ここで重要なのは、Googleカレンダー連携と録音の自動開始を同じものだと思わないことです。今回のアプリ画面が案内していたのは、会議前後の通知と録音名の整理です。通知を受け取った後、実際に録音を開始する操作は必要だと考えておく方が安全です。
オンライン会議をPC側で検知して記録するPlaud Desktopとは役割が異なります。営業前から商談後までの全体の流れは、営業でのPLAUDの使い方を7手順でまとめた記事で紹介しています。
予定タイトルが録音名になる価値は、後から分かる
PLAUDで録音する回数が少ないうちは、日時だけのファイル名でも困りません。録音が増えるほど、「この話はどのファイルだったか」を探す時間が増えてきます。
Googleカレンダーの予定タイトルと録音が結び付けば、「週次会議」「売却相談」「営業研修」のように、予定を入れた段階の言葉で記録を探しやすくなります。PLAUD公式では、通知から録音を始めた場合のほか、録音開始時刻と重なる最も近い予定を照合する方法も説明しています。
ただし、予定タイトルには顧客名、会社名、物件名などを入れていることがあります。その名前が録音ファイルへ引き継がれるなら、整理は楽になっても、画面共有やファイル共有時の情報管理はこれまで以上に重要です。会議名の付け方も含めて運用を決める必要があります。
Googleの同意画面には「予定の表示と編集」が出た
今回、私が一番立ち止まったのは機能ではなく、Googleの同意画面でした。画面には、次の2つの内容が表示されました。
- すべてのカレンダーの予定の表示と編集
- Googleカレンダーでアクセスできるすべてのカレンダーの参照、ダウンロード
Googleの公式資料では、カレンダー予定の表示・編集ができる権限と、カレンダーを参照・ダウンロードできる権限を分けて説明しています。また、アプリは必要な範囲に絞った権限を求めることが推奨されています。
これに対し、PLAUD公式ヘルプは、予定の詳細を読み取るだけで、Googleカレンダー上の予定を作成、編集、削除しないと説明しています。
公式説明と同意画面の文言には差があります。ただし、この画面だけで「PLAUDが予定を勝手に編集する」とは判断できません。反対に、公式に読取りだけと書かれているから、同意画面を読まずに進めてよいとも考えていません。理由が確認できていない以上、表示された権限をそのまま確認材料にするのが適切です。
会社用Googleアカウントで確認したい4点
仕事の予定には、社内会議だけでなく、顧客名、訪問先、商談の内容、参加者のメールアドレスなどが含まれることがあります。会社用アカウントで連携する前に、少なくとも次を確認します。
- PLAUDとの外部サービス連携が社内で認められているか
- Googleの同意画面に現在どの権限が出ているか
- 個人用と会社用のどちらのアカウントを接続するか
- 予定名が録音名になっても問題がない命名ルールか
Googleカレンダーと接続できることと、顧客との会話を録音してよいことは別の話です。録音前の説明、同意、保存先、閲覧者、削除方法は、PLAUDを営業で使う前のセキュリティ確認で整理しています。
通知や自動命名が動かないときに見る場所
PLAUD公式によると、カレンダー連携はワークスペース単位です。複数のワークスペースを使っている場合、それぞれで接続する必要があります。録音した場所とGoogleカレンダーを接続したワークスペースが違うと、自動命名の対象になりません。
予定時間と録音時間が重なっていない場合や、別のGoogleカレンダーに予定が入っている場合も確認が必要です。まずは個人情報を含まないテスト予定を一つ作り、通知、録音開始、ファイル名、終了通知までを通して試すと、仕事の予定で使う前に挙動を確認できます。
連携を解除すると、新しい通知と自動命名は止まります。PLAUD公式では、すでに保存された録音や名称は変更されないと説明しています。
よくある質問
PLAUDとGoogleカレンダーを連携すると録音は自動で始まりますか?
今回確認したGoogleカレンダー連携は、会議前後の通知と、予定タイトルを使った録音名の設定が中心です。通知が来たら、録音が始まっているかを自分で確認してください。
Googleカレンダーの予定をPLAUDが編集しますか?
PLAUD公式は、予定詳細を読むだけで、予定を作成、編集、削除しないと説明しています。一方、私のGoogle同意画面には予定の表示と編集を含む権限が表示されました。この差の理由は未確認です。接続前に現在の同意画面と会社の管理方針を確認してください。
Google以外のカレンダーにも対応していますか?
2026年8月15日に確認したPLAUD公式ヘルプでは、対応サービスはGoogle Calendarと説明されています。Microsoft Outlookなど、ほかのカレンダーへの対応は今回確認できていません。
連携を解除すると過去の録音名も消えますか?
PLAUD公式では、解除後は通知と自動命名が止まりますが、既存の録音と名称は変わらないと説明しています。
まとめ:録音忘れより、権限の見落としを防ぐ
Googleカレンダー連携は、録音を始めるタイミングを思い出し、増えた録音を会議名で探しやすくする機能です。PLAUDを日常的に使う人ほど、小さな整理の負担を減らせる可能性があります。
ただし、便利さだけを見てGoogleの同意画面を通過しない方がよいです。特に会社用アカウントでは、カレンダーに何が入っているか、どの権限が表示されたか、勤務先のルールに合うかを先に確認します。
私は次に、個人情報を含まないテスト予定で通知と自動命名を確認します。実際の動作まで確認できたら、この記事へ結果を追記します。PLAUD NOTEとNotePinの使い分けは、両方を営業で使った実機比較にまとめています。会議や商談の回数から必要な文字起こし時間を決める場合は、PLAUDの料金と利用時間を確認してください。
参照した公式情報
- PLAUD公式ヘルプ「カレンダー」(繁体字、2026年8月15日確認)
- Google Calendar APIの権限スコープ(2026年8月15日確認)

