「差額が小さいなら、Proでいいか」。これから1台買うなら、その考え方はあります。でも、すでにNoteを持っている人が払うのは差額ではありません。新品をもう1台買う代金です。
ここを一緒にすると、PLAUD Note ProとNoteの比較はすぐに「新しい方がいい」で終わってしまいます。選ぶ基準は二つ。増えた機能を実際に使うか。そして、今の機種で本当に困っているかです。
私自身、良いと感じたNote Proから、最近はPinへ戻っています。だからこの比較では、機能が上かだけでなく、自分の一日にその機能を使う場面があるかまで見ます。
結論:初めて買うなら使う機能で選ぶ。旧Noteで困っていなければ買い替えない
| あなたの使い方 | 選ぶ候補 | 決め手 |
|---|---|---|
| 初めて購入。録音状態を画面で見たい・モード切替を任せたい | Note Pro | 画面と自動判別を使う場面がある |
| 初めて購入。近距離の会議が中心で予算を抑えたい | Note | 画面なし・手動切替を受け入れられる |
| 旧Noteを所有。必要な声が録れて操作にも困っていない | 今のNoteを継続 | 買い直しで解決する不便がない |
| 旧Noteを所有。収音範囲や充電頻度に不満がある | Note Proを検討 | 距離優先と長時間優先のモードを分けて判断 |
| AirPods通話をそのまま録音したい | どちらも目的に合わない | Proの自動切替でもイヤホンの制約は解消しない |
カード型を選ぶことが決まっていて、画面や自動切替を日常的に使うならProを勧めます。一方、机を囲む会議が中心で、Noteの操作で足りるなら、安い方を選んで問題ありません。使わない機能にまで差額を払う必要はないからです。
Note ProとNoteの違いは、画面・切替・録音モード
| 比較項目 | PLAUD Note Pro | PLAUD Note |
|---|---|---|
| 画面 | AMOLEDディスプレイあり | なし |
| 対面/通話の録音モード | 自動判別 | 手動切替 |
| マイク構成 | 4 MEMS+1 VPU | 2 MEMS+1 VPU |
| 収音範囲と連続録音 | 最大5m・30時間/最大3m・50時間のモード別 | 2〜3m・最大30時間 |
| 重さ | 30g | 30g |
| ストレージ | 64GB | 64GB |
本体の重さや保存容量は同じです。Proの価値は「重いものを持ち歩かなくてよくなる」ことではなく、録音状態を画面で確認できること、通話と対面の切替を任せられること、録音のモードを用途で選べることにあります。仕様の出典はPLAUD公式のNote/Note Pro比較です。
「最大5m」と「最大50時間」は、同時に使える条件ではない
Proを広い会議室でも長時間でも使いたいなら、ここは見落とせません。最大5mの収音を使うEnhanceモードの連続録音は最大30時間。最大50時間のEnduranceモードでは収音範囲が最大3mになります。
| Proのモード | メーカー公表の収音範囲 | 連続録音の最大値 | 優先すること |
|---|---|---|---|
| Enhance | 5m | 30時間 | 離れた声の収音 |
| Endurance | 3m | 50時間 | 電池持ち |
5m離れた人の声を、50時間続けて録れるという意味ではありません。広い会議が買う理由ならEnhance、充電できない時間の長さが理由ならEnduranceで判断します。
これらはメーカーの最大値です。使う部屋の騒音や置き場所で収録結果は変わるので、距離が決め手なら自分の会議室に近い条件の録音例も確認します。モード切替にはファームウェアV1.3以降が必要です。公式のバッテリーモード説明では、Adaptiveが残量20%未満でEnduranceへ移ることも案内されています。
初めて買う人は「差額」、Note所有者は「もう1台分」で考える
| 税込・本体単品 | Note Pro | Note | 差額 |
|---|---|---|---|
| 公式の通常価格表示 | 30,800円 | 27,500円 | 3,300円 |
| 2026年9月9日確認時の販売価格 | 24,640円 | 22,000円 | 2,640円 |
上表はNote Pro公式ページとNote公式ページのブラック・本体単品を確認した価格です。セールで差額も変わるので、注文前には選んだ色・セットの最終金額を見ます。
初めて買うなら、確認時の差は2,640円。その差で画面と自動切替を使えるなら、Proを選ぶ理由になります。新しさではなく、毎回の録音でその機能を使うかを考えます。
すでにNoteを持っているなら、Proを買い足す支払いは24,640円です。2,640円ではありません。手持ちの端末を売る場合も、売却額が決まる前に安く買い替えられると見込まない方が判断を誤りません。
今のNoteで近くの声が録れていて、会議の途中で電池にも困らない。それなら、新しい機種が出たというだけで買い替えなくていい。逆に、手動切替をよく忘れる、画面で状態を確認したい、と不便を一つ挙げられるなら、Proの機能に払う価値を具体的に比べられます。
通話と充電の習慣は、Proにしても変わらない
私がProを追加で買って良かったのは、転送が速く、スムーズだったこと。録音の質もいい。ただ、音声を前より広く拾えているかは正直分かりません。広い会議のための買い替えなら、この感想だけでなく、使うモードと会議室の条件で判断します。

AirPods通話を変えたくないなら、どちらも選ばない
電話を録りたくて買ったのに、普段の通話はAirPods。私の場合、期待した通話録音はあまり活躍しませんでした。Proの自動切替が便利でも、いつもの通話方法が合わなければ出番は増えません。
Proの公式FAQはイヤホン使用中に相手の声を拾えないと説明しています。Noteの公式通話FAQにも、AirPodsを含むイヤホン・ヘッドホンは使えないとあります。イヤホン通話を変えずに録るための買い替えには、NoteもProも勧めません。
カード型の着脱が面倒なら、Proへの買い替えでは解決しない
私のスマホはスタンド充電が多く、カード型の付け外しが地味に面倒でした。録り忘れも増え、最近はPinへ戻っています。NoteもProもカード型です。手持ちのNoteを着脱すること自体が負担なら、Proへ替えても同じ使い方は残ります。
買う前に見るのは、端末だけではありません。いつものケース、充電スタンド、録音したい瞬間の置き場所。その組み合わせが今の不便を生んでいるなら、機能表より先に見直す価値があります。
この使い分けの経緯はNote Proを使って、最近はNotePinへ戻った理由にまとめています。カード型を毎日付け外しする運用が合わないなら、PLAUDの現行4機種比較でPin系も含めて選び直せます。
本体の「Pro」と、有料プランの「Pro」は別
不満が「文字起こしの分数が足りない」なら、先に見るのは端末ではなくプランです。Note Proという本体名と、文字起こしの有料Proプランは別物。本体を買い替えるだけで、有料プランへ切り替わるわけではありません。
今のNoteで録音自体はできているなら、買い替え代を払う前に月の利用時間を数えます。必要な文字起こし時間と総額は、PLAUDの料金プランで端末代と分けて確認できます。
買う前に三つ確認して、機種が決まったら購入先を選ぶ
- Proで増える機能を、どの会議・通話で使うか言えるか。既存Noteで足りているなら買い替えない。
- 5mの収音と50時間の録音を同時に期待していないか。使うモードを決める。
- AirPods通話と充電スタンドの習慣に合うか。合わないなら、機種より使い方を見直す。
初めて買い、画面や自動切替を使う場面があるならNote Pro。近距離中心で価格を抑えたいならNote。旧Noteで困っていなければ、そのまま使う。この三つに分ければ、「Proの方が良さそう」だけでお金を使わずに済みます。
機種が決まったら、次はPLAUDを公式とAmazonのどちらで買うかへ。安い表示だけで選ばず、販売元・返品条件・保証窓口を確認して、購入先を決められるようにしています。

